"破壊"と"創造"の一連の代謝が加速する現在、世界は"個"の存在理由を問われています。仕事にそれを見出す人、社会や組織との関わりで自己を確かめる人、家族や地域といったより身近なコミュニティに役割を見つける人。"個"は生活の数だけ存在します。

『何かが消えれば新しい何かが生まれる』

私たちが直面している現状とは決してマイナスな事だけではなく新たな可能性の誕生として明るい事でもあるはずです。私が作品に込める《ヒビ》とは全ての物事の始まりであり、一人一人が覗き込むことのできる無限の可能性のきっかけです。

私の役割とは、そんな可能性を受け取ってもらうための新しい日々を作っていくことだと想います。

＜スタッフのひとこと＞
アーティストであり、自らが起業した会社の社長でもあるAKI山。

彼は"ヒビ"をテーマに作品を制作しており、ヒビは"すべての物事の始まりであり、無限の可能性をつかむきっかけとなるもの"と位置付けております。 国内外様々な展示に出展し、受賞も多数。これからの活躍が楽しみなアーティストです。

アクリル絵具で力強いタッチで描かれる軌跡とヒビ。通常マイナスなものとして扱われるヒビが、彼の作品では作品を引き立たせる重要なエッセンスとなっています。色の重なり方や平面なのに奥行きを感じられるところも注目ポイントです。

本作品は、青緑とオレンジを基調にしたモチーフとクリーム色の背景のコントラストが大変綺麗な一品です。色の交わり方がとてもかっこいいです。

サイズは40cm四方と、手頃なサイズでどこにでも飾りやすいです。小さいながら迫力のある絵なので、1つあるだけで空間が一気に引き締まります。